こんにちは。ユーモアを暮らしの中に人生を楽しむタケッチです。
引き続きビジネスフレームワークの用語を10回に渡って紹介していきます。
ビジネスフレームワークとは、
経営戦略や業務改善、問題解決などビジネス上で
役立つ分析ツールや思考の枠組みのことです。
問題解決や意思決定を必要とするときに、漠然と考えていたのでは時間がかかるうえに
有効な手段や結果にたどり着けないことってありますよね。
フレームワークとは「枠組み」「骨組み」「構造」のことです。
要は検討すべき項目やポイントをパターンとして落としこんで考えるための枠組みです。
フレームワークにはさまざまなものがあります。
5回目の今回は3C分析についてお話します。
3C分析は、3つのC
「Customer(顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)」から
現状を分析するフレームワークで、
事業計画やマーケティング戦略を決定する過程で有効な手法です。
顧客や競合の動向を知ることで自社の強みが浮かび上がり、
ブランディングやマーケテイング戦略に反映させることが出来ます。
それではスターバックスを例に具体的に説明します。
目次 [表示]
スターバックス成功の理由
3C分析でスターバックス躍進の理由をまとめてみます。
(自社Company)
ドトールが提供できていなかった「おしゃれ」「高級感がある」「コーヒーがおいしい」
という顧客の潜在ニーズに対して提案することができた。
スターバックスのサービスに独自性があり新しかった。
(競合Competitor)
ドトールは正反対のポジションに位置し、シアトル系カフェの競合もいなかった。
(顧客Customer)
コーヒーチェーン店はドトールが中心で、
顧客にとって「おしゃれ」「高級感がある」「コーヒーがおいしい」に
応えているお店が存在しなかったため、それらが潜在ニーズであった。
スターバックスの独自性が新たな市場機会を発見
さらに3Cの中でもスターバックス自体(自社Company)に
「差別化のポイント」が数多くありました。スターバックス「差別化のポイント」
- 独自のコンセプト”Third Place”(家庭でもなく職場でもない第3の空間)
- 落ち着いた店内、ソファが設置してあり長居ができる。
- 新しいメニュー(ラテやカプチーノ)
- 全面禁煙(テラス席を除く)
- ドリンクのサイズが「ショート」「トール」「グランデ」など、今までと違う呼称。
- コーヒーのカスタマイズができる
- バリスタがいる
- オープンテラスを設置
まとめ
このように3C分析を使うことで自社の強みを知り、
競合、市場・顧客への分析を行うことで
差別化を行うことが出来ます。
今回は3C分析についてお話をしました。
3C分析はビジネスで戦略を立てる時など大いに役立ちます。
なので3C分析ってあったなって感じで覚えておいてくださいね。
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最後までお読みいただきありがとうございました。